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清明/畑の二十四節気

畑日記

2022.4.5(火)

4/5(火)は「清明」
いかすの圃場では、前日の雨とは打って変わって、「清浄明潔」の名に相応しい、透き通った青空が広がりました。
 
 
野菜の成長は日に日にスピードが増し、コマツナやホウレンソウなどは、二日もおけば5.6cmは背が伸びています。じー…と観察すれば、葉が肥大していく瞬間が見られるのではないかと思うほど。
 
菜花の背もいよいよ高くなり、そろそろ刈り倒さなければ種を落としてしまいます。綺麗な黄色の花を刈り倒すのは申し訳ないですが、このままでは散歩の奥さん方に、綺麗な「お花畑」ですねと言われてしまいかねません。
 
 
顔のあたりには鬱陶しい蚊柱がたち、夕方になると「ジーー」と、どこからともなく虫の音が聴こえてきます。
 
虫が増えれば鳥も増えるのか、電線には沢山の鳥が留まり、堆肥やエンバクの種を撒いて耕起した後、畑を振り返ると、すかさずムクドリやカラスが舞い降りて、食べ物を探して土を掘じくっています。
 
新タマネギの収穫中には、頭上の雲一つない空を、ついつい虫を食べ過ぎて胃が重たいのか、可愛いうめき声をあげながらジタバタと飛ぶ小鳥の姿が。
 
 
何やら賑やかになってきた畑ですが、遠くに見えた桜の花はいつのまにか消え、椿の花はボトッと丸ごと目の前で落ちました。
 
自然という舞台では、全ての生き物が、ちゃんと自分の出番を守っているから、季節が巡るのだなあと感じます。
 
 
※写真は、新しく開墾する予定の広い草地。
鬱蒼としていますが、これからどんな畑になっていくのか、ワクワクします。


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