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春分/畑の二十四節気

畑日記

2022.3.21(月)

新たに、畑日記を担当します。トーイです。
 
二十四節気ごとに、いかすの畑の模様をお伝えする本日記ですが、初回にも関わらず更新が遅れ、春分を過ぎ、もはや清明の直前となってしまいました…。
そこで今回は、この期間の畑の模様を振り返りたいと思います。
 
 
春分は、東洋では春真っ盛り、西洋では春の始まりとなる節気です。
個人的に、自然が身近でなかった頃は、入学式などの行事に伴って、いよいよ春の訪れの感じがしていましたが、畑では立春頃からの劇的な変化に、もう春もたけなわの感。
 
 
冬、色の褪せていた草地では、ホトケノザとヒメオドリコソウの紫や、ナバナやタンポポの黄色の上を、モンシロチョウがひらひらと舞っています。
畑では、畝にピッタリと張った黒マルチが、スギナに持ち上げられて凸凹になっています。
足元のフキノトウはあっという間にフキになり、見上げると、梅や桃に次いで桜が満開になったかと思いきや、春の嵐の後早くも散り始めました。
昨日と今日は、しとしとと春雨が降っています。
 
 
雨が増え、ぬかるみに足を取られながらも、冬野菜の収穫を終え、堆肥を撒き、緑肥を育て、春〜夏の栽培に備えます。
育苗ハウスでは、ナス・ピーマン・キュウリ・トマトなど夏の果菜類の苗が、春のキャベツやハクサイの苗の隣にズラリと並びました。
サツマイモの苗は、専用のハウスを皆んなで建てて、育てています。
 
 
畑の先輩方は、農業従事者らしく、豊作を祈念する春分の日に新年の挨拶を交わしています。
みなさんにとっても、新年が実りの多い年になりますように。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
(※写真は、ブルーベリーの蕾。食べるとブルーベリーの風味がちゃんとします。)


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