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オーガニックという意味の中には、「有機栽培の」というのが、一般的にしられているものですが、「本質的な、根本的な、内在する」という意味もあるようです。
僕にとってのbe organicは、本質的であり続けることだと思っています。

20歳のころに、これからは、
地球の生きとし生けるもののためになることをしていきたい。
宇宙の法則というものがあるのなら、その法則にそって生きていきたい。
強くそう思うようになりました。

ネイティブアメリカンの生き方に興味をもったり、シュタイナーや
日本の自然農法に興味をもったり、人間のひとつの到達点として、ブッダという人にあこがれを抱くようになったのもこの頃です

以来、20数年の時がち経ちましたが、その時の気持ちは色あせることなく残っています。

農業をやるにしても、より本質的でありたいという気持ちから、オーガニックの農業に出会いました。そして、多くの研究者や実践家の方たちから貴重な教えをいただくことができました。

貴重な学びを自分が実践するのはもちろん、仲間やこれからの世代に伝え、継承していくことは、大切なミッションの一つだと思っています

ただ、黙々と畑や田んぼをやっているだけなのに、地域の自然が回復したり、浄化源になったり、子供や大人たちの遊びや学びの場になったり

いたって、あたり前で普通のことの中に大切なエッセンスが詰まっている気がしています。しかも土って泥臭くてとてもいい。

泥にまみれながら、地に足つけて、大切なことを大切にしていく

グラウンディングということばをよく聞きますが、田畑に立って日々を過ごすと自然と地に足がついてくるのかもしれませんね。

そんな結果として、「未来の地球と子供のための野菜」がかってに育ち、広がっていく気がしています。

そうそう、とかく、外側を変化させる方に意識が向いてしまうのですが、
これからますます、内側を慈しみの心や愛で満たし続けること。より精妙に振動し続けることが大切かなーと思ってます。
そうすると自然と、外に対しても優しくなれたり、慈しみの心で作物やひとに接することができるようになる。

内と外が循環することで、深みをまし、様々な要素を織り交ぜながら、美しい命が循環する生態系へと進化していってくれるような気がしている

どこまでも本質的で在りつづけること

それが、僕のbe organicですね


アースケアテイカー

内田 達也Tatsuya Uchida

株式会社いかす取締役。有機農業・自然農法・自然農・自然栽培・炭素循環農法・パーマカルチャー・バイオダイナミック農法・慣行農業など様々な農法を取り入れ実践。農家へのコンサルティング・研修多数。20代は、人材紹介や環境関連のベンチャー企業に勤めた後、自然農法開発センターで育種の研修生として経験を積む。有機農業の研修後、農業法人の理事として10ヘクタールの畑を多品種・多品目の生産責任者として8年間、計画・実行。実証圃場、実験圃場、育種圃場をつくり、科学的な検証を行いながら農業を実践。現在は、株式会社いかすで生産・農家サポート業務を担当。現代農業2019年10月号「連作は究極の栽培技術だ!」の寄稿など、さまざまな雑誌、新聞などに取り上げられている。著書に「はじめての自然循環菜園(無肥料・無農薬で究極の野菜づくり)(家の光協会)」がある。

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