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立冬

畑日記

2022.11.7(月)

小春日和で、ふと暖かいと思っても、雲が太陽を隠したり、日陰に入ると途端に肌寒くなり、冬の訪れを感じます。
 
畑の傍に生えていて、ススキに良く似ているけれど、ススキよりも穂が白い草を調べてみると、オギというススキの仲間でした。ススキよりも銀白色でふっくらとしていて、これもどこか冬らしいです。
 
ダイコンの収穫が本格化して、ずんぐり太った「三太郎」と、細く長いスタイルの良い「千都」が対照的です。
ダイコンの肌の窪みは、栄養吸収根の跡で、ゆっくりと育ったものは間隔が短く均等についているそうです。適切な施肥でゆっくり育った野菜は細胞壁が緻密で日持ちしやすく、味もいいそうです。手前味噌ですが、いかすのダイコンを見てみると、有機の堆肥や肥料で育っているおかげか、しっかりと均一に細かく窪みがついています。
 
また、ハクサイやキャベツの収穫も、いよいよ始まりました。
特にキャベツは、前年度のオーガニックエコフェスタで受賞している自信作。今年も同じ畑で美味しく育っています。
 
この時期に、大切かつ難しいのは、タマネギの冬越しになります。
とう立ちさせないように、苗を大きくさせすぎないようにして、品種ごとの適期に定植するのがコツ。夏の果菜類と違い、秋冬の野菜は春にかけて葉っぱや根っこ(栄養成長の部分)を収穫するため、とう立ちを最も警戒します。
 
11月のうちに、去年の2倍の量のタマネギの定植を完遂させるため、絶賛エンジン全開です。

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