iCas

menu

\SAS3期Day11 12月14日開催/

SAS日記

2019.12.15(日)

\サステナブル・アグリカルチャー・スクール3期Day11 12月14日開催/


冬とはいえ、ひんやりした空気の中、お日様が出ているとぽかぽかしてきます。今日は絶好の作業日。みんなでわいわいやると心身ともに温かくなっていきます。
 
午前中は、ほうれん草の種まきをやりました。
これから寒くなってくるので外気に触れたままだと生育が遅くなってしまうので、マルチを張りビニールトンネルを掛けて生育適温温度(約20度)を保つように栽培していきます。
そして、一番の肝は、バーナリゼーションを切る、ということ。詳細はSASの授業で!(笑)
 
この畑は、借りてから初めて作付けする畑でその前にはソルゴー(緑肥)を栽培して有機物を施用し、それから土壌診断をかけその結果に合わせて苦土石灰を散布して物理性、化学性を整えてあります。
このように野菜たちが育ちやすい環境を出来る限り作ってあげることが美味しくてピッカピカの野菜を作る第一歩なのかな~っと思います。

実習の締めくくりに収穫適期になったキャベツを収穫をしました。甘くてツヤのあるキャベツが今年も出来ました、おいしそうなキャベツを見てみんなもツヤのある笑顔でいっぱいでした。


講義は育種について学びました。
育種は育土とともに栽培を支える両輪であり、作物の能力を最大限に発揮させる重要栽培技術です。まず採取を行う上で作物がどのような受精の仕組みで種をつけるのかを知る必要があります。
それは自家受精(同じ個体の花粉で受精する 例:マメ科類、稲、小麦)なのか他家受精(異なる個体の花粉でないと受精しない 例:アブラナ科類、ニンジン)の二つです。自家受精はあまり自然交雑しないのですが他家受精は自然交雑をしやすいので作物ごとに適正は隔離距離をとるとか交雑防止用にネットを張るとかしないと品種の安定性が低くなってしまいます。

それから品種の安定性を高めるためにはメンデルの遺伝の法則を用いて種を採ることです。理科の授業で聞いたことのある懐かしい~ワードですね。例えばニンジンの自家採種の場合、収穫したニンジンから根形、根重、根長、根色などの同形質を選抜をして採種用のニンジン(母本)を植え替えて採種をします。それを数年繰り返すことで安定した種を作ることができます。
こう見ると作物というのは形、色、味などを種に残して次の世代に繋いでいるんだな~っと一朝一夕のものでない奥深かさみたいなものを感じました。作物が種を作る過程で出来る葉や実、種、茎、根を僕らは食べているわけですが、その奥深さを感じながら食べてみるとまた新たな味が感じられるかもしれません。
 
 
2020年3月からスタートのサステナブル・アグリカルチャー・スクール4期の体験説明会がスタートしています。興味ある方はぜひ!
 
https://www.icas.jp.net/farm/