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微生物をいかした育土②ーケース(2)物理性悪く・化学性も悪い場合

【仮説パターン1】

重粘土でガチガチの畑。雨がふるとぐちゃぐちゃ、乾くとカチカチになるような畑。

はじめに、土壌調査をする

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①トラクターによる全面耕起

化学性調査のためのサンプリングを行う

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②トレンチャーによる溝掘り(15センチ幅 深さ80㎝~100㎝くらいの溝を1.5メートルから2メートルくらいおきに切る)

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③剪定枝チップを穴につめる 

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④トラクターで表層をならすように耕起

⑤化学性の補正 資材の投入と耕起(約1週間おく)

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⑥全面に以下のものをまく

 ・堆肥(牛糞・馬糞・鶏糞などの完熟のものがよい。あれば馬糞がお勧め)

 ・剪定枝チップ

 ・EMボカシ100㎏~200㎏(土の状態が良くない場合)

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⑦トラクターにより表層耕起 7~10センチ 浅くすき込む

 目的:表層に混ぜることで、好気性菌による発酵を促進 糸状菌を発生させたい

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⑧養生期間をおく(1ヶ月くらい)

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⑨2回目の耕起 作土層全体にすきこむ(15cmくらい)

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⑩ソルゴー播種(品種:スーパーシュガーソルゴー 6~7㎏/10a) 5月~8月初旬

 サトウキビのように糖度が上がるソルゴーを使う。3メートルまで育て、乳熟期~完熟期の間ですきこみをする。(生育が初期悪いようなら、軽く、土ボカシなどを追肥)

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⑪モアがけ ソルガムを細かく砕く。

 手押しのハンマーナイフもしくは、フレールモア(トラクターにつけるタイプのもの)で細かくする。その後に、剪定枝チップを全面に少量まく。土の状態と残渣の状態を確認し、必要に応じ、EMボカシなどを50~100㎏/10a追加。

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⑫トラクターで表層耕起(10cm以下)

 目的は、土壌表面で好気的な環境で発酵させるため

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⑬2週間後にトラクター耕起

 目的:作土層15cmに微生物層をひろげるようにするため

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⑭太陽熱発酵処理

 透明ビニールマルチ(2.3メートル)をすき間なく、マルチして太陽熱処理を行う。

 2~4週間太陽熱処理をおこなってから剥ぐ。

 目的:未利用の炭素資材の有効化。微生物の活性化。表面の除草をねらう。

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⑮作付開始

※溝の深さや数は、その畑の状態や土の状態によって変動させる