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\3月11日開催SAS10期スクール日記Day1/

SAS日記

2023.3.15(水)

あたらしくSASスクール日誌担当になったSAS10期のいそです。
宜しくお願い致します!
 
3/6は二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」でしたが、冬眠していた虫たちが穴から出てくる頃。ちょっと前までは朝晩寒くて布団から出るのがおっくうでしたが、最近は暖かい天気が続き気持ちの良い朝を迎えられる時期になってきました。
ちなみにアメリカの先住民は農業の暦で3月の満月を「ワーム(虫)ムーン」と呼ぶそうです。暖かくなって虫が活動を始める時期ということで、日本の「啓蟄」とよく似てますね。
 
さて、3/11は10期生の最初の圃場実習!
始まりはブルーベリー畑で体操し、瞑想、観察タイムと続きます。裸足になってカラダをほぐしつつ、日常を忘れ瞑想に浸り、非日常を五感で感じていきます。そうすると鳥のさえずりだったり、木々の緑、新芽の香りなど、観察にも変化を感じられるようになった気がします。
またまたちなみに、ブルーベリー畑はウッドチップを約100トン、厚さでいうと約60cmも撒いてあるので、ふかふかしていて裸足になると、とっても気持ちがいいんです!
 
では、本日の圃場実習は以下の3メニューです。
 
・ジャガイモ定植
・カブ播種
・のらぼう菜収穫
 
ジャガイモ定植では、種イモに植える約1か月前から浴光育芽をします。芽を出す準備をさせるけど、寒くて伸長できないようストレスをかけることで、植えつけ後の生育が旺盛になります。また、植えつけ時は頂芽を下向きに植えることで丈夫な芽だけを地上に出てくるようになります。ほどほどのストレスをかけることは、野菜においてもプラスになる面があるようです。
 

 
カブ播種では、セルトレーの培土の湿りけは、握ると固まり、少し触れると崩れるくらいを目安に水分量を調整します。また、播種後のセルトレーに水をかけるときは、じょうろの蓮口を上向きにして、土に水がふんわりと当たるように全体に3〜4往復、腕だけでなく体全体を動かして水をかけます。赤ちゃんを扱うように、ふんわりした培土のベッドを作り、やさしーく水やりするよう、意識や所作を細かく教わりました。
 
最後にのらぼう菜収穫です。のらぼう菜とは江戸東京野菜の一つで、見た目は菜の花に似ていますが、苦みやクセが少なく茎部分がほんのり甘く食べやすいのが特徴です。お土産用としての収穫で、みんな片手に溢れそうになりながら抱え、楽しそうにしていたのが印象的でした。
 
ほんのごく一部のご紹介でしたが、実際の講義は情報量がとっっても多く勉強になります。ご興味がある方はぜひ見学会などにお越しください。
以上、圃場実習DAY1の模様でした!
 


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