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【人の数だけ農法はある】

【人の数だけ農法はある】
 
これは、サステナブル・アグリカルチャー・スクール(SAS)でお話していることです。
 
農法より前に、自然の仕組みがある。
 
人のやることなすこと、すべて自然の仕組みのなかで動いている。
 
SASでは、2つのことを大切にしてきました。
 
1つは、作物の起源と歴史をベースに、その進化の歴史を踏まえることが、栽培につながっていくこと。
 
もう1つは、土壌の歴史を学び、その土地の履歴を知り、土壌診断を基本に据え、地形や気候を鑑みて、作物を栽培し続けることによる育土を大切にすること。
 
生き物側から、地球側から栽培を観ることを大切にしてきました。
 



 
いま、農業技術センターの方と一緒に「有機農業の観える化」に取り組んでいます。
少しでも、観えることが増えて、安定して生産できるようになるといいな、と思っています。
 
その中で、農業技術センターの方が言っていた印象的なことが、
「有機とか慣行とか関係なく、新規就農した人の半分以上が失敗している。その場所で、その作物をやっちゃう?!みたいなミスをしている人が多い」
ということ。
 
学んでいないのか
もしくは、
学びが繋がっていないのか
 
まさに、僕たちが大切にしている2つのことが有機的に紡がれていくとわかること。
 
そして、
「いかすさんと一緒になにかやれないかな」
って言ってくれていた。
 
僕たちも、有機とか慣行とかそういうことを言いたいわけじゃない。
ただ、自然の仕組みがどうなっているのか、知ろうとすること。
それが、何よりも大切。

そして、そのうえで、どういう武器を使えるのか?
これが、有機を選ぶとか、IOTを使うとか、そういうことなんだと思うんです。
そこは、きっと「生き方」に近い部分なんだと思っています。
 
そして、ぼくらは、たまたま「オーガニック・サステナブル」という選択をしている。
 



 
そして、ほんとうにうれしいことに、
9月からはじまるサステナブル・アグリカルチャー・スクールから
われらが内田達也の農業のメンターである石綿薫さんが技術顧問を引き受けてくれることになりました。
 
いままでも、毎年、何年にもわたって、湘南で「生き物視点で組み立てる農業技術」の学びの場を開いてくれてきています。湘南だけでなく、各地から引っ張りだこ。
 
石綿さんは、育種家からはじまり、研究者としての顔を持ち、そして、いま、生産者。
 
育種家・研究者・生産者という3つの顔をもち、慣行農業・有機農業という垣根のない石綿さんだからこその知見や経験は、より深い、より広い、自然の仕組みの仮説が広がっていくんじゃないかと思っています。
 



 
9月からはじまるサステナブル・アグリカルチャー・スクールの無料体験説明会あと2回あります。
 
8月15日(日)12時半~14時半@zoomオンライン
8月22日(日)12時半~16時半@神奈川県平塚市
 
お申込みはこちら。
https://www.icas.jp.net/farm/


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