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\SAS3期Day8 11月16日開催/

SAS日記

2019.11.17(日)

\サステナブル・アグリカルチャー・スクール3期Day8 11月16日開催/


11月なのにこんなに暖かくていいのかっという陽気。
丹沢山系もくっきり見れる秋晴れとなりました。
ただ空気はカラッと乾燥してきました。

今日の実習は来週の玉ねぎ定植に向けてのマルチ張りとなりました。
ここで登場したのがSASの愛機マルチャーです。
これを使って畝立てと同時にマルチ張りが出来ます。かなりの重量があり、操作するには一苦労するので今日一日でマスターっというわけにはいきませんが、操作イメージは共有できたかなっとは思います。

まずマルチャーを使う前に、畝の中心と中心との間に140cm間隔でマルチャーの走行ラインを設定しておきます。そのラインに沿って走らせると真っ直ぐの畝が立てられます。
 

マルチャーの操作実習とは別に鍬の使い方を学びました。鍬は土を掘る、運ぶ、整地するといった万能の農機具です。これを力任せではなくコツをつかむ事で楽に使うことができます。3期生の方にコツを聞くとヤーレンソーランのリズムにのる事だそうです。文章ではなかなか伝えにくいですが、なるほどっとは思いました(笑)これも習得には一日にしてならずっという感じです。
 
 

午後の講義は植物生理の続きです。
まずは植物ホルモンについて学びました。養分が少ない土地にトマトを植えたとします。トマトはなんとか養分を得ようと根を伸ばそうとするわけですが、伸ばすためにはオーキシンという植物ホルモンが必要となります。オーキシンは頂芽で生成され根に送られてトマトは根を伸ばします。
逆に根からサイトカイニンというホルモンが生成され、それが頂芽に送られ芽を伸ばすという上下の相互作用でトマトは成長していくという構造を学びました。
なのでトマトは脇芽を取るというのがよく聞かれますが、最初はある程度脇芽を伸ばして根を伸ばした方が元気に育つのかなっと思います。

あともう一つ。麦踏なんて栽培技術がありますが、これはエチレンという植物ホルモンが影響したものです。踏んで麦にストレスをかけるとエチレンが発生し上に長く成長しようとするのを抑制され太くて強い麦苗ができるという植物ホルモンを利用した栽培技術です。

今ではこうやって技術的に検証されて納得して使ってますが、昔の人達は経験や伝承によって語り継がれてきたんだな~っとノスタルジックな感じになりますね。