iCas

iCas

\SAS3期Day7 11月9日開催/

SAS日記

2019.11.10(日)

Day7はいつもの出繩圃場ではなくSAS初の土沢圃場での実習となりました。
土沢圃場は今年の冬野菜の作付から稼働した約1町歩ぐらいの圃場で、5月にソルゴーを播種して3mぐらいになった8月にモア掛け、鋤き込み、発酵期間を経て少しづつ使い始めています。
土壌の基盤整備と併せてここは猪、鹿など獣もちょいちょい出没するので電柵を設置したり、台風の連続で3分の1ぐらいが水没するなど、、、畑って使ってみて初めて分かる事もあるんだな~と思いました。
これも勉強だ。。。と思い一つずつクリアして気持ちイイ畑のしていこうと思います。
ということで今回の実習は「the定植」。春キャベツ、芽キャベツ、レタス、カリフラワー総数約1500株ほど定植しました。これを半日で終わったので仲間のチカラは頼もしい!ありがたい!っと実感です。
ポイントは1年目の圃場なので雑草が多いのでなるべくマルチの植穴を小さくして雑草を出てこさせないようにして苗を押し込むように植える事です。マルチ張りも雨の降った翌日にしているので畝の水分量もたっぷり!なので改めて潅水しなくても活着しやすい状態を作っています。

どうなることやら。楽しみです。
 
 
午後の講義は前回の植物生理の続きです。
まずは種について。
発芽は4つの条件が整ってしていきます。①水分②酸素③温度④光の4つです。作物ごとに4つの適正条件を整えて発芽をさせます。例えばニンジン、レタスは光を好む種子なので日光が届くように覆土を浅くするようなことです。
それから花芽について学びました。
花芽がつかないとできない野菜(トマト、ナス、果菜類)。花芽がつく前に収穫する野菜(アブラナ科類)などがありそれぞれ花芽はどうやって、どのような環境で形成されるのかを知っていくことで播種時期や栽培管理などをしていく必要があります。
この時期はアブラナ科類や玉ねぎがいかに塔立ちさせないかを播種時期や定植時期、温度管理などをコントロールする事が大事になってきますね。

“be organic.”な世界、
共に創りましょう。

未来の地球と
子どもたちのために。

お問い合わせ