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新嘉坡。行ってきた!

シンガポールに行ってきました。

伊勢丹、高島屋、スーパーナチュラル、明治屋、ドンキホーテ、フェアプライスなどなど、いろいろなスーパーを回ったり、商談をしたり、結構忙しく過ごしてきました。

シンガポールは高級スーパーには必ずオーガニック野菜コーナーはあり、マレーシア、ニュージーランド、タイ、オーストラリアが中心。

 
野菜の値段は日本と同じくらい。100円とか150円。フェアプライス、という日本でいうところのイオンでは、そんな価格。そこには、ほとんどオーガニック野菜は無し。
 
一方で、高級スーパーでは、300円~1000円程度でオーガニック野菜が並んでいる。300円程度のものは、マレーシア産。そして、800円、1000円のものは日本産。これが、そうはいってもそこそこ売れている!ちなみに、買うのはシンガポール人。
 
あと、面白かったのがドン・キホーテ。シンガポールではかなり有名な話になっているけれど、シンガポールのドンキは生鮮や食べ物がメイン。そして、沖縄からのエア便(これが安い!)で、九州産の野菜をかなり持ってきている。価格も、300~500円程度でお手頃?価格。価格破壊を起こしているそうです。
 
さすが、ほぼ輸入に頼っている国シンガポール。いろいろなプレイヤーがいろいろなやり方でしのぎを削っている。
そして、ためしに買ったマレーシアのほうれん草は、味がない!というのが第一印象。でも、へんな味はない。でも、旨みもない。そして、何より大きい(笑)

 
これは、気候が一つ目の原因。
寒さにあたらないので、旨みは増さないし、暖かいので大きくなってしまう。
なので、この地域にあった種をつくっていく、というのが必要かもしれない。
 
あとは、そうはいっても、牛糞や鶏糞を主体とした有機肥料による栽培がメインで、炭素不足。まわりに炭素源はたくさんありそうなので、これも、炭素を意識した農業技術を組み立てていけば、いいのかもしれない。
 
 
マレーシアの有機野菜、ラオスの野菜を食べてきて思ったことは、
あれ?実は日本の野菜がおいしくないのか・・・っていうこと。
 
私たちは日本に住んでいるがゆえに、あまり周りの事をしらないんだけども、これ、結構重要なことなのかもしれない。
 
多くの日本人は「これは、日本産だから安心!」と思っていると思うのです。
これ、全然違う可能性があるっていうことです。
 
苦みやエグミは一般的には硝酸態窒素が原因。
これは、肥料のやりすぎです。
というか、99%の野菜はこういう育ち方をしています。日本では。
 
そして、これが、世界の常識ではなさそう、ということ。
うーん。井の中の蛙。
 
井の中の蛙だったからこその30年前の世界を席巻した日本企業。
そして、井の中の蛙だったからこそ、気が付けなかった野菜のまずさ?!
 
いやいや、これは、仮説です。
本当か、どうかは確かめてみるしかない。
 
 
今回の旅で決まったのは、2つ。
シンガポールで、日本産の寒さにあたった、最高に美味しくてきれいなピッカピカなオーガニック野菜のコーナーを作るということ。
そして、ラオスでは、ピッカピカなオーガニック野菜を生産して、それがアジア各国に輸出されていく、ということ。
 
 
やります。
ありがとうございます。

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