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いかすが取り組んでいる農業

ふと思ったので、書いてみる。
突然ですが、いかすは、なかなか難しい農業に取り組んでいます(笑)

まず、有機農業を選択していること。
いま、公式ができている慣行農業ではなく、まだ、公式ができていない有機農業をやっています。
そして、かなり面倒な(笑)、有機JASを取得しています。
そして、そのなかでも、農薬をまかないので、さらに、難しい選択をしています。

ただ、僕たちのなかでは、公式はできているので、ここは、そんなに問題じゃない。
有機農業は最初、周囲の農家さんや市区町村から応援されないことが多いです。3年たってやっと、信頼をされるようになってきました。これは嬉しいことですね。

加えて、新規就農でいわゆる、まともな畑が回ってこない。
10年とか耕作放棄されていた場所(耕作放棄される理由がある!)だったり、法面(斜面)がとっても多かったり、台風のあと池になる畑だったり、、ww
最近は、The畑が回ってくるようになってきていてうれしい限り。

そして、さらに難しくさせているのは、僕たちがやっている事業。
宅配事業をやっているがゆえに、少量多品目、という生産を選択していること。

当たり前ですが、年間1品目の人は、とっても技術が高まっていくんだけども、40品目とかやっていると、1つ1つの技術は上がりづらいということ。
そして、もう一つあるのが、宅配をやっているがゆえに、適期じゃないときに少し無理をしてでも、野菜をつくろうとしてしまうこと。ハウスがあればいいのだけど、僕らは、露地栽培だけ。
なので、結果として、難しい畑で、難しい時期に、難しい農業をやる、というパターンも出てくる。
そのなかでも、やれたものを未来の選択肢にいれ、結果、難しかったものを未来の選択肢から外す、そういうことを毎年毎年やっているわけです。
今年も、たくさん勉強をさせてもらったなあ。
ありがたいことです。

どんどん、なんとかなる幅が広がっていく。
なんとかする、という無理をして、へんな袋小路にはまっていく世界ではなく、なんとかなる世界が広がっていく。
そんな未来に生きてます。
ありがとうございます。


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