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緑肥を利用した栽培 ②

緑肥をつかった栽培②

 

■緑肥の種類

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●イネ科の緑肥

(えん麦・大麦・小麦・ライムギ・ソルガム・ギニアグラス・スーダングラス・イタリアンライグラス・トウモロコシ)

 

●マメ科

(クロタラリア ヘアリーベッチ セスバニア れんげ クリムソンクローバー 赤クローバーなど)

 

●その他 

マリーゴールド・チャガラシ・シロガラシ・ひまわり・ハゼリソウ

 

 

■イネ科作物の緑肥利用

イネ科緑肥の種類については、(えん麦・大麦・小麦・ライムギ・ソルガム・ギニアグラス・スーダングラス・イタリアンライグラス・トウモロコシなど)

 

【イネ科の使い分け】

 

<夏まき>

 ソルゴー類(ソルゴー・ギニアグラス・スーダングラス) トウモロコシが最適。

出穂させると3メートルをこえるものもある。粗大有機物が大量に入るので土壌微生物を活性化し、団粒化を進めてくれます。また、リン酸を有効利用できるVA菌根菌を増殖させます。

※注意点

 

・ソルゴー・トウモロコシは、キタネグサレセンチュウ増殖作物の場合があるので、その場合は、根菜類には適さない場合があります。(品種を確認する)ギニアグラス・スーダングラスは、キタネグサレセンチュウの抑制に使えます。

 

<秋冬~春>

ムギ類(えん麦・ライムギ)

夏・秋作が終わった後の粗大有機物補給に使えます。

また、各種センチュウ・病害を抑制してくれる効果があります。

リン酸を有効利用できるVA菌根菌を増殖させるほか、アレロパシーによる雑草抑制効果などもあります。

 

■おすすめの品種など

ソルゴー(つちたろう)

スーダングラス(ねまへらそう)

ギニアグラス(ソイルクリーン・なつかぜ)

トウモロコシ(緑肥用)

えん麦(ヘイオーツ・スナイパーなど)

ライムギ(R-007)

 

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【マメ科作物の緑肥利用】

 

(クロタラリア ヘアリーベッチ セスバニア れんげ クリムソンクローバー 赤クローバーなど)

 

●水はけの改善に

マメ科の直根が大量に入ることにより、透水性の改善や耕盤層の破砕に利用できます。

 

●減肥および無肥料栽培が可能に

根粒菌の働きによる空気の窒素固定によるチッソの減肥

菌根菌の増殖でリン酸の有効利用ができることによる減肥が可能になります。

また、作物によっては、緑肥後、無肥料で栽培することもできます。

 

●病害虫対策に

品種にもよるが、多種類のセンチュウをへらす効果がある。

 

●アレロパシーにる雑草抑制効果

ヘアリーベッチなどは、とくにアレロバシーが強く、雑草の発芽抑制や生育抑制に効果を発揮します。

※アレロパシーとは?(WIKI)

ある植物が他の植物の生長を抑える物質(アレロケミカル)を放出したり、あるいは動物や微生物を防いだり、あるいは引き寄せたりする効果の総称。邦訳では「他感作用」という。

 

●造成地から畑に転換する際の利用

主にやせ地の場合、初期はマメ科から始めるとやりやすい。パイオニアプランツとして、あまり土壌の機能の整っていない土でもなんとか生育してくれる。

マメ科緑肥の後に、イネ科緑肥を入れるなどしていけば、より畑として使いやすくなっていく。

 

■おすすめ品種

クロタラリア(ネマコロリ・ネマキング・ネマックスなど)

セスバニア 「田助」

赤クローバー

クリムソンクローバー

ヘアリーベッチ(まめ助など)