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長野たんじゅんさんめぐりの旅

8月1日

小諸の就農2年目のたんじゅん農家さん。田中夫妻のところにお邪魔しました。

竹の細かいチップ、剪定枝の細かいチップ、もみならなどを使った野菜作りをしていました。もともと技術者だったということもあり、仮説検証を立てるセンスが半端ないです。

就農2年目とは思えない栽培技術に関心させられました。また、地域の慣行農家さんや先輩農家さんに学びにいくなど、フットワーク軽く、その地域の人たちの技術や吸収する姿勢にも関心させられました。畑で頂いたトマトも、糖度と酸味のバランスもよく美味しかった。この調子で土の仕上がりもどんどん上がってくると思われるので、来年以降、とっても楽しみです。田中さん、ありがとうございました。

夕方は、いつもお世話になっている三澤さんの弟さんが経営する安曇野の村山ブルーベリー園のセルフビルドの建物で、バーベキュー。おぐらやま農園の松村さんと穂高駅前でカフェを営む「ひつじや」さんが来てくれてました。Http://www.hitsujiya-azumino.com/

深夜までバーベキューの火を囲みながら、ブルーベリー園の真っ只中で安曇野の夜を仲間と共に語りありました。素敵なひと時でした。

8月2日

朝は、ブルーベリー園で摘み取りのお手伝いをした後に、長野県ではナンバーワンの稼働率を誇る伝説のエコペンション「シャロムヒュッテ」の臼井さんが新たに立ち上げた「シャンティクティー」に見学に行きました。まるでおとぎの国のようなエコ建築や自給菜園がそこにはありました。パーマカルチャーの極みここにありといったところでしょうか。実は、三澤さんは、臼井さんとは、地元の中学の同級生だったそうです。世間は狭いですね。

その後、お昼を過ぎて、松村さんの経営するおぐらやま農園にいき、たんじゅんでの土作りに取り組んでいる「桃」「りんご」の様子を見せて頂きました。さすがに、野菜と違い果樹なので、微生物を活性化する土作りと減農薬を平行して進めていました。農薬に関しても通常の3分の1まで減らせてきているということでした。土作りがすすむことで、確実に作物の出来が変わってきて、より病原菌に強い葉になってきているということでした。今後、木の状態を観察しつつ、無農薬の方向にすすんでいくということをおっしゃってました。頂いた桃も、とても甘く、美味しい桃でした。

レストランでも、是非、たんじゅんのスイーツを出していければなーと思っています。

2日目の最後は、安曇野でサラリーマンをやりながら7反のたんじゅんの畑をやっている松澤さんのところにお邪魔しました。主に廃菌床をつかった、たんじゅんをやっていました。トマト、ピーマン、とうもろこしなどの果菜類がたくさん出来ていました。レストランでも甘いたまねぎを使わせて頂いています。普段はサラリーマンなので、土日のみが農作業できる日ということで、出来すぎてしまう作物を収穫する手間がないということでした。無駄になるのであらば、レストランでも生かしていきたいなーと思いました。

その日は、「シャロムヒュッテ」に宿泊し、白土、内田両家と三澤さんで、マクロビオティックでつくられたコース料理を堪能しました。

 

8月3日  シャロムヒュッテ散策にハジマリ、iCas storiaでお世話になっているパティシエの岩村さんのご紹介で松本の「PATISSERIE blossom」へ。これが、また美味しい。特に感動したのは、トマトのゼリー。たんじゅん野菜でやったらとても面白そう

その後、原村の伊藤さんの畑へ。帰り途中で、長野の原村でたんじゅんでズッキーニや食用ほうずきをつくっている伊藤さんのところに行きました。土壌診断のデータを見せていただきましたが、牛糞堆肥投入による典型的なカリ過剰。リン酸過剰の畑。ただ、緑肥による土作りの継続でズッキーニであれば良いものが出来そうな気がしたので、そう伝えさせて頂きました。基本過剰な畑に関しては、緑肥つくりながら、作物つくりながらまわしていくのが一番だと思いました。そういう畑も生かしてしまうやり方。過剰だから出来ないのではなく、過剰だからこそ、それをうまく生かしてつくっていく。

いろいろな場所で、いろんな農家さんが、試行錯誤してがんばっている姿をみて、とても勇気づけられた旅でした。また、続けていくことで確実に、作物が美味しくなり、変化していくのを感じられて、来年、またこの時期に訪れるのが楽しみになりました。